地震の前 地震の後 災害対策

意外とかんたん!国土交通省ハザードマップポータルサイトの使い方

更新日:

地震対策JPの調査をしているうちに思いました。なぜ行政や地方自治体のサイトは分かりにくいのだろうかと。ちょっとした説明書きだけあってあとは分厚いPDFを見てね、というのがあるあるパターンとなっていました。

そこで今回は意外と分かりやすかった「国土交通省ハザードマップポータルサイト」を紹介したいと思います。

意外とかんたん!国土交通省ハザードマップポータルサイトの使い方

国土交通省ハザードマップポータルサイトの概要

国土交通省ハザードマップポータルサイトは年々バージョンアップを重ね続け、ようやく2016年にスマホ対応しました。

大きくは「重ねるハザードマップ」「わがまちハザードマップ」の2つから構成されています。

これらはレスポンシブな作りになっていて、パソコンからでもスマホ/タブレットからでも使えるようになっています。

重ねるハザードマップ

重ねるハザードマップは洪水・土砂災害・津波のリスク情報、道路防災情報、土地の特徴・成り立ちなどを地図や写真に自由に重ねて表示できます。

複合的な視点から作成されており、例えば洪水に関しては、「洪水浸水想定区域(想定最大規模)」は「水害ハザードマップ作成の手引き」(平成28年4月)に基づく凡例によるもの、「洪水浸水想定区域(計画規模)」は「浸水想定区域図作成マニュアル」(平成17年6月) に基づく凡例によるもの、「津波浸水想定」は「津波浸水想定の設定の手引き(Ver.2.00)」(平成24年10月) に基づく凡例となっています。

今後凡例は統一されていくとのことですが、現段階で避難する私たちにとっては一番ヤバいやつを参考にするのが安心でしょう。

ともあれさっそく見ていきます。「場所を入力」に調べたい場所の住所を入力します。だいたいで結構です。なんとなく「東京都大田区」で検索してみます。

JR蒲田駅を中心としたエリアが表示されます。ちょっと縮小してみるとこんな感じ。ポイントしたJR蒲田駅は標高が3.5mであることも分かりました。

まず「洪水」を選択してみます。

ありゃ。多摩川から大森駅あたりまで肌色やらピンクやらで染まってしまいました。この肌色は1.0〜3.0mの浸水を意味します。これは洪水浸水想定区域(想定最大規模)です。

さらに洪水浸水想定区域(計画規模)をクリックすると、JR蒲田駅周辺の黄緑は0.5〜1.0m、その周りの薄い水色が1.0〜2.0mの浸水となります。前者と比較してもだいたい同じですな。

こうして想定によって多少の差はありますが、洪水が起きた場合に浸水するハザードマップを見ることができます。

今度は「土砂災害」を選択してみます。急傾斜地崩壊危険場所が紫色になりますが、これが大森駅や幹線道路沿いにあるのが確認できます。

最後に「津波」を選択してみます。そもそも東京都内に津波は来るのでしょうか。

大田区に変わりはありませんが川崎市方面に一気に色が付きました。黄色は1.0m未満、オレンジは2.0m未満となります。でも大田区も多摩川沿いは無事では済まなそうですね。つまり東京にも津波は押し寄せてくる、ということが言えます。

わがまちハザードマップ

「重ねるハザードマップ」が日本全国地図から好きな場所の洪水・土砂災害・津波のリスク情報をビジュアル的に確認できるのに対し、「わがまちハザードマップ」では各市区町村の自治体が発表しているハザードマップを見ることが出来ます。

例えば東京都新宿区で検索してみます。

東京都新宿区では「洪水ハザードマップ」「内水ハザードマップ」「土砂災害ハザードマップ」を公開していることが分かります。それぞれをクリックすると新宿区のハザードマップのページに飛ぶことが出来ます。

また画面右側の地域選択では、各市区町村の連絡先(ハザードマップ制作担当)をみることが出来ます。

次に画面左上「災害種別から選択する」を選択すると、ハザードマップの一覧が表示されます

土砂災害ハザードマップを選択すると、土砂災害ハザードマップをインターネットで公開している市区町村が青色に色分けされます。

東京23区内では、板橋区・北区・文京区・新宿区・世田谷区が公開しているようですね。このページからハザードマップのページに飛べれば良いのですがそれはできなそうです。まあ公開している、ということは危険性があると認識した方がいいかもしれません。

スマホに国土交通省ハザードマップポータルサイトのアイコンを追加する方法

いざというときにこの国土交通省ハザードマップポータルサイトを開くことが出来るようにしておきたいですよね。

そのためには普通にブラウザのブックマークに登録すればいいのですが、「ブックマークってなんじゃ?」というご高齢の方のためにアイコン登録方法をご紹介します。ぜひお父様お母様のスマホに設定してあげておいて下さい。

◆AndroidスマホでGoogle Chromeブラウザーを使う場合


①国土交通省ハザードマップポータルサイトを表示させます。
②画面右上メニューより「ホーム画面に追加」を選択します。
③ポップアップが開いたら「追加」を選択します。
これでデスクトップに国土交通省ハザードマップポータルアイコンが出てきます。

◆Androidスマホでその他標準ブラウザーを使う場合。※らくらくスマートホンなど


①国土交通省ハザードマップポータルサイトを表示させます。
②画面右上メニューより「ブックマークを保存」を選択します。
③追加先は「ホーム画面」を選択します。
これでデスクトップに国土交通省ハザードマップポータルアイコンが出てきます。

◆Androidスマホでその他標準ブラウザーを使う場合2。※らくらくスマートホンなど

①国土交通省ハザードマップポータルサイトを表示させます。
②画面右上メニューより「ブックマークを保存」を選択します。
③追加先は「ブックマーク」を選択してOKを押します。
④ブックマークを開きます。
⑤国土交通省ハザードマップポータルサイトのブックマークを長押しします。
⑥「ショートカットを追加」を選択します。
これでデスクトップに国土交通省ハザードマップポータルアイコンが出てきます。

◆iPhone/iPadのSafariブラウザーを使う場合

①国土交通省ハザードマップポータルサイトを表示したら、下の中央にある共有アイコンをタップします。
②「ホーム画面に追加」を選択します。
③画面右上「追加」を選択します。
これでデスクトップに国土交通省ハザードマップポータルアイコンが出てきます。

まとめ

まだ突っ込みどころはありますが、国土交通省ハザードマップポータルサイトは意外と使いやすいし、毎年のようにアップデートして便利になっているようです。

身の回りで首都直下型巨大地震などで土砂崩れや河川決壊が起きる恐れは充分にあります。また通勤通学路や避難ルートが大震災発生時にどうなってしまうか、事前に確認しておくことが大切です。

災害発生時にはアクセスが集中して正常に観れるかどうか分かりませんので今のうちに一度ご覧頂ければと思います。

画像引用:国土交通省ハザードマップポータルサイト

以上、最後までご覧下さり誠にありがとうございました。

-地震の前, 地震の後, 災害対策
-, ,

Copyright© 災害初心者のための「地震対策JP」 , 2019 All Rights Reserved Powered by AFFINGER4.